親指、運命の指、空の指は人生のあらゆる可能性を示しています。空の無限さを、また生前、天上でありとあらゆるオプション(選択肢)がオープンな状況をイメージしてみてください。空の指はこれを表わしています。親指がすっとまっすぐであればあるほど、あなたは本来の道に沿って歩いているでしょう。親指が曲がっているほどに、妥協してよしとしてしまったか、あるいは無理やり自分の意に反した生き方をせざるを得ない状況を表わしています。親指がまっすぐでなくなるとき、本来、心の命ずる道から外れてしまっていることを示します。また他人の言うなりになって、自分のことは曲げざるを得なかった状況があったのかもしれません。

自信に満ちた成功者は、まっすぐで座りのよい親指をしています。楽観的であるほどに、親指の先、爪が天を向いています。ときには、いつも夢を見ていて現実に足をつけていない人は、足指が床から浮いていることがあります。その逆で、悲観的な人の足指は地に食いこむように下向きになっています。これはエネルギーや能力を隠しているわけで、その場合、「まだかなえていない夢は何?」というような質問を向ける必要があります。同じく大切なのは、「諦めた夢をもう一度、求めてみる気持ちがあるかどうか?」を聞くことです。質問としては、「自分の望み以下のところで妥協していないか「家族や宗教、職場のプレッシャーなどにより、本来やりたいことを諦めていないか?」、「人を喜ばせるのに 、自分の夢を諦めてしまったか?」などがあります。

足指間の隙間は、直観力、物理的制限を越えた見えないスピリチュアルな領域へと広がる知的な思考を表わしています。隙間が人一倍広い場合、オープンマインドであること、宇宙の真理、新たな思考やインスピレーションをつねに求めていることを示します。